今朝、中学生のお嬢さんを持つ保護者の方から、チェーンメールに関するご相談のお電話を頂きました。
朝、お嬢さんが学校に出かけた後、置いていった携帯電話の着信音に気がついて、
「何か変な感じ」がして、届いたメールを見たらチェーンメールだったというのです。
『10人に転送しないと、殺されますよ』という物騒な内容に、とても驚かれて、講演の講師だった私へご相談されたという次第。
ご相談の内容は、以下の2点でした。
(1)メールにあるように、本当に「転送されたかどうかは監視」されていて、転送しなかったら本当に危険な目に会うのだろうか
(2)メールを子どもに見せたくないので削除してもいいだろうか

まず、(1)の「転送されたかどうかを監視している」という点について、
メールの送信記録や、ネットへの書き込みは、通信会社のサーバー(コンピューター)に記録されますが、
送信しなかった記録は、通信会社のサーバーへアクセスする行為自体が無いわけですから、当然ながら「残りません」というより無いのです。
そして「無い」という状態が、そのチェーンメールを転送しなかった証拠とするには、複数ある通信会社をまたぐ膨大なデータの解析が必要になり事実上これは無理です。
次に、(2)のメールの削除についてです。
チェーンメールの送信者は、多くはそのお子さんの身近なお友達です。(メールアドレスを知っているのですから)
そして、身近な相手に送ったということは、そのメール1通を削除しても、他のお子さんから届く可能性があります。
また、送信者である友人から「あんなメール送ってごめんね」というような会話があったときに、”知らない”=”親が勝手に見て削除した”となると、信頼関係に問題が生じます。
正直に、メールを開いてしまった状況と今回のアドバイスをお話しになることが、「災い転じて福となす」携帯電話についてお話しになるきっかけになるのではないでしょうか。
この例は、どちらのご家庭にでもあてはまる事だと思います。
ぜひ、ご参考ください。
 
そして、もし、ご自身で判断ができないということでしたら、いつでもご相談させて頂きます。
こちらのメールフォームから、ご連絡ください。